b.エスティマ ACR50 整備   


 1. フロント ブレーキパッドの交換    猫バス エスティマ ACR50   2016.12.07追加

  先月、スタッドレスタイヤに代えてから気になっていたのが前輪のゴロゴロ音、スタッドレスタイヤが路面から拾う音かと思っていました
 がそうでもないようです。(ハブベアリングが駄目になったのか?)
  ブレーキパッドも確認しましたが(後でわかりますが外側からの目視で内側のパッドの残量は見ていません。)減ってはいますが問題
 なさそうです。
  問題はハブベアリングではと当たりを付けて、このキーワードでいろいろ調べているとゴロゴロ音はブレーキパッドの摩耗で起こると
 いう情報も出てきました。(にわかには信じがたい)

  今までの経験ですとブレーキパッドが消耗するとブレーキ鳴きのようなキーキー音がするものと思っていましたし、実際キーキー音が
 しだすとブレーキパッド交換をお願いしていました。

  とはいうものの、ゴロゴロ音には、かなり多くのパッド寿命の事例があるようなのでタイヤを外して調べてみることにしました。
 
       上が左前輪、下が右前輪           右前輪の内側のブレーキパッド        左前輪の内側ブレーキパッド

 
                     右前                                       左前

  フロントの両輪とも内側はどちらも限界を超えているような状態ですが、外側は5mm近く残っています。
 

  ゴロゴロ音の出ていた右前輪の内側ブレーキパッドは金属面がでており、少し驚きました。
  (これでもブレーキが効いていたとは...)
  前輪右、左とも外側より内側のパッドの方が消耗が激しいことが分かります。

  外側からパッドの残量だけ見ていたら分からないので、今後は注意が必要です。やはりブレーキピストンが当たる側は摩耗が早いの
 でしょうか? (でも黒猫(W203)では外側と内側にそんなに差はありませんでしたがブレーキパッド残量センサーは内側でした。)

  無事交換終了しましたが、この車のディスクはタイヤボルトに入っているだけで、タイヤを外しブレーキユニットを外すと簡単に外れそう
 で遊びも多く、よく聞くブレーキディスクローターの固着などはとても起こりそうにありません。
  (ちなみに黒猫のローターはネジ1本ですがちゃんと止まっています。
  黒猫に比べると交換作業が簡単すぎて大丈夫かと思ってしまいますが、きっと強度設計からも大丈夫なんでしょう。
  (安全率をどれくらい見るかで、黒猫が過剰品質だとは思いませんが...)
 

  自分で交換したから分かったこと。
  1.ブレーキパッド残量は、冬タイヤ、夏タイヤ交換時に特に内側の残量を確認すること。(見える外側では判断できない)
  2。ゴロゴロ音はブレーキパッドの摩耗が1つの原因。(ハブベアリングでなくて良かった)
 

  自宅駐車場は少し前方に低くなっているので、借りている駐車場で作業しました。(約1時間)
  そのため作業の写真はありません。
   作業していると子供のころから知っている駐車場のオーナーさんが心配そうに「大丈夫ですか?」と声を掛けられてしまいました。
   駐車場で油圧ジャッキでタイヤを外し、ピストン戻しやトルクレンチをもって修理するような人はもういないんでしょうね...
 


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